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『大手企業から引っ張りだこの超人気講師が教える 研修講師養成講座』 真田茂人

目的:研修講師としてのレベルを上げ、1つの基準を身につける

キーワード
講演と研修、営業、環境設定、場づくり、恐れ、動き方、聞き手の脳、ゲーム、質問、マッチポンプ、内的コントロール、仕事、人で決まる

質問
受講者の「聴く姿勢」を作る、興味づけのしかたは?

キーワード(再)
論理的納得と心理的納得、研修ファシリテーション、テクニック、導入、場づくり


■「先生」から「ファシリテーター」へ
「先生」だと、受講者に対して上から目線になる。
忠告も聞かなくなるので、成長が止まる。
※実績がなかったり、自信がないと、そうなりがち。自信があれば謙虚になれる。

ファシリテーターとして、受講者と共に答えを導いていく立場。受講者の考えをサポートする。


■論理的納得を作る
自分の話に、論理性を持たせる。
心理系の講師は、主観的だったり感覚的だったりで、論理性を持たないことが多い。

・構造的に話す。
話を図式化し、全体の構造を明確にする。
抽象的な大分類から話し、詳細に入っていくのが基本。
結論を先に出し、PREP法で構成する。

・情報を減らす
多くの情報を処理させるのではなく、伝えることを絞り込んで、重要なことを落とし込む。
同じ言葉を繰り返したり、ホワイトボードに書いてそのまま残し、印象付ける

・事例や比喩を使う。この際は、最後を伝えたいポイントで締めること。


■心理的納得
・相手の欲求
受講者の心理的な欲求を満たすこと。6ニーズ、5段階欲求、5つの遺伝子など。
「欲求を満たしたい」という心理を活用する。
「研修=自分の欲求を満たしてくれる」と感じてもらうこと。

・問いかける
こちらから教えるのではなく、質問するのでもなく、「問いかける」
「皆さん、どうでしょうか?」「こういうことって、ありませんか?」
誰にともなく問いかけをすると、受講者が一度自分の中で考える。
これによって、外からのインプットではなく、自分の中からの納得が得られる

・体験→気づき→振り返り→一般化のサイクル
まず体験から入り、その気づきを一般化、実務に生かすという流れ。
体を使ったゲームや、グループでの議論を用いて、問題を認識、自分ごとにする。

ディスカッションは、3人にすると深めやすい。当事者意識を全員が持てる。
2人だと対立することがある。4人以上だと、参加しない人が出てきやすい。


■ファシリテーション
1:インプット
体験や新しい情報によって、自分の中に情報を入れる。

2:内省
インプットした情報を咀嚼し、自分に当てはめて考える。

3:アウトプット
発表や実行によって、さらに自分のものにする。

講師(ファシリテーター)は、受講者の味方。同じゴールに向かう同士。
主役は受講者。受講者が気づき、より良くなるのをサポートするだけ。
※「コーチングにおいては自分が専門家だ」としゃしゃり出ない。

ファシリテートするときに、相手の恐れに気をつける。
恥をかいたり、間違えたり、否定されることは、相手にとって怖いこと。
こちらは一切否定しない。※ノンバーバルでの否定に注意。

「皆さん」という呼びかけを「私たち」にすると、同じ目線になる。
ネガティブなフィードバックは、特に「私たち」にする。
「私たちは、つい口を出したくなるんですよね」など。




□自分の行動
・3月の研修プロットを、PREPで再構成する
・研修の一部分をリハーサルしてみる。上から目線になっていないか注意。
・事例やストーリーの素材を集める


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