『研修・セミナー講師が企業・研修会社から「選ばれる力」 』原 佳弘 [ 仕事・ビジネス]
目的:自分の講師としてのレベルを上げるための心構えを学ぶ
キーワード
一方的、エージェント、オリジナルコンテンツ、ニーズ、なぜ講師をしているか、5F、STP、ライフサイクル、高単価、自分しかできない、自己研鑚
質問
研修講師に求められていることとは、何か?
■NGな講師
・身だしなみができていない(ヨレヨレのスーツ、シワだらけのシャツなど)
・一方的に自分のPRばかりをする
・「何でもやります」と言って、強みがわからない
・自分の話や自己紹介ばかりで、本題に入らない
・時間が押して、尻切れトンボになる
・受講者に対して高圧的
■研修の目的
企業研修の場合、参加する個人の問題解決が主目的ではなく、主催者(企業)の問題解決が目的になる。
参加者と主催者の両方に目を向け、満足させる必要がある。
研修とは、企業が抱える問題を、社員に対する教育で解決するもの。
参加者については、マズローの欲求5段階説を参考に。彼らの隠れたニーズを引き出し、満たしてあげること。
■研修エージェントについて
エージェントは、企業に対して、契約している講師を紹介する会社。
企業としては、研修に関するリスクを押さえたいし、講師を選ぶ目安がない。
そこで、営業先企業のニーズに合った講師を紹介する。
エージェントは、講師に企業のニーズを教えることもある。それに合わせた研修を提供すること。
>>エージェントを探すには?
エージェントが発信する情報を収集し、見続ける。
メルマガやホームページ。
エージェント主催のイベントに出席し、担当者と話をする。
感想を伝え、悩みを聞く。自分のことを簡単に紹介し、「またご連絡します」
>>エージェントの種類
・オリジナルコンテンツを求めている会社
講師のキラーコンテンツを提示する。
コンテンツの紹介資料を作って、渡す
→講師の一貫性や魅力/営業先への売りやすさを示す
・オリジナルコンテンツを持っている会社
講師の人間性や、変な癖の無さ。「この人はつつがなくプログラムを回してくれそうだ」という印象を与える
>>NG講師
・知識だけで、自分の実体験を伴った内容を持っていない
・どこにでも同じ資料を出している
・コミュニケーション力がない。話を聞いてない
・強みを一言で言えない
・講師としての使命感やビジョンがなく、お金のことばかり
■研修する企業について
企業が研修を取り入れる目的は3つ。
・第三者の視点を取り入れる
・他業種や他社の事例を聴く
・外部講師の方が、社員がきちんと参加する
研修講師を決めるポイントは大きく2つ。
・費用対効果があるか
短期的:明日から使える、即効性のあるコンテンツ
中長期:数ヶ月〜数年をかけて、人材をじっくり育成する
→どちらのニーズを持っているかを見極めること!
→講師料以外にも、社員が休むコストを考える
・上司に伝えやすいかどうか
内容が明確でわかりやすく、上司を説得できる資料がある
研修をする主催がどこかによって、性格が違う
人事が主催:
スケジュールがある程度決まっている。
毎年継続される。
パッケージ型で、平均的な品質が期待できる。
現場主催:
テーマが多様。実戦的で具体的な内容が好まれる
カスタマイズ型で、現場に合った内容
時期が不定。現場の都合に合わせた時期に行う
■スタンスと戦略
スタンス:リピートに繋がる
在り方やビジョン、自責思考(私が結果に責任を持つ)
受講生をリードする/謙虚に振る舞う のバランス
なぜ講師をしているか。人間的魅力
戦略:新規以来に繋がる
STP(セグメント・ターゲット・ポジション):誰に、どんな内容を提供するか。優位性は何か
商品力:講師の力 × コンテンツの力 × ソリューション(企業の問題解決力) × デリバリー(見せ方、研修の進め方)
■まとめ
研修講師には、「企業の問題を解決する」ことが求められる。
そのために必要な能力は、
・相手と双方向でコミュニケーションが取れる力
・問題を整理し、何が問題で何が必要かを分析する力
・常に新しい情報をアップデートする姿勢
・受講者を惹きつけるキャラクターや一貫性、関わり方
営業する力も必要。営業先が企業かエージェントかの違い。
身だしなみや振る舞い、自分の強みやキャラクターを伝える力。
相手の問題を聞き、それに合わせた提案をする力。
研修を構築する際は、相手の抱える問題からスタートして
何が必要か。どう伝えれば必要なものが身につくかを考える。
□自分の行動
・「なぜ講師をしているか」を、自分で明確にしておく
・「自分の強み」を一言で言えるように自己分析する
・研修エージェントのセミナーに行く予定を立てる
キーワード
一方的、エージェント、オリジナルコンテンツ、ニーズ、なぜ講師をしているか、5F、STP、ライフサイクル、高単価、自分しかできない、自己研鑚
質問
研修講師に求められていることとは、何か?
■NGな講師
・身だしなみができていない(ヨレヨレのスーツ、シワだらけのシャツなど)
・一方的に自分のPRばかりをする
・「何でもやります」と言って、強みがわからない
・自分の話や自己紹介ばかりで、本題に入らない
・時間が押して、尻切れトンボになる
・受講者に対して高圧的
■研修の目的
企業研修の場合、参加する個人の問題解決が主目的ではなく、主催者(企業)の問題解決が目的になる。
参加者と主催者の両方に目を向け、満足させる必要がある。
研修とは、企業が抱える問題を、社員に対する教育で解決するもの。
参加者については、マズローの欲求5段階説を参考に。彼らの隠れたニーズを引き出し、満たしてあげること。
■研修エージェントについて
エージェントは、企業に対して、契約している講師を紹介する会社。
企業としては、研修に関するリスクを押さえたいし、講師を選ぶ目安がない。
そこで、営業先企業のニーズに合った講師を紹介する。
エージェントは、講師に企業のニーズを教えることもある。それに合わせた研修を提供すること。
>>エージェントを探すには?
エージェントが発信する情報を収集し、見続ける。
メルマガやホームページ。
エージェント主催のイベントに出席し、担当者と話をする。
感想を伝え、悩みを聞く。自分のことを簡単に紹介し、「またご連絡します」
>>エージェントの種類
・オリジナルコンテンツを求めている会社
講師のキラーコンテンツを提示する。
コンテンツの紹介資料を作って、渡す
→講師の一貫性や魅力/営業先への売りやすさを示す
・オリジナルコンテンツを持っている会社
講師の人間性や、変な癖の無さ。「この人はつつがなくプログラムを回してくれそうだ」という印象を与える
>>NG講師
・知識だけで、自分の実体験を伴った内容を持っていない
・どこにでも同じ資料を出している
・コミュニケーション力がない。話を聞いてない
・強みを一言で言えない
・講師としての使命感やビジョンがなく、お金のことばかり
■研修する企業について
企業が研修を取り入れる目的は3つ。
・第三者の視点を取り入れる
・他業種や他社の事例を聴く
・外部講師の方が、社員がきちんと参加する
研修講師を決めるポイントは大きく2つ。
・費用対効果があるか
短期的:明日から使える、即効性のあるコンテンツ
中長期:数ヶ月〜数年をかけて、人材をじっくり育成する
→どちらのニーズを持っているかを見極めること!
→講師料以外にも、社員が休むコストを考える
・上司に伝えやすいかどうか
内容が明確でわかりやすく、上司を説得できる資料がある
研修をする主催がどこかによって、性格が違う
人事が主催:
スケジュールがある程度決まっている。
毎年継続される。
パッケージ型で、平均的な品質が期待できる。
現場主催:
テーマが多様。実戦的で具体的な内容が好まれる
カスタマイズ型で、現場に合った内容
時期が不定。現場の都合に合わせた時期に行う
■スタンスと戦略
スタンス:リピートに繋がる
在り方やビジョン、自責思考(私が結果に責任を持つ)
受講生をリードする/謙虚に振る舞う のバランス
なぜ講師をしているか。人間的魅力
戦略:新規以来に繋がる
STP(セグメント・ターゲット・ポジション):誰に、どんな内容を提供するか。優位性は何か
商品力:講師の力 × コンテンツの力 × ソリューション(企業の問題解決力) × デリバリー(見せ方、研修の進め方)
■まとめ
研修講師には、「企業の問題を解決する」ことが求められる。
そのために必要な能力は、
・相手と双方向でコミュニケーションが取れる力
・問題を整理し、何が問題で何が必要かを分析する力
・常に新しい情報をアップデートする姿勢
・受講者を惹きつけるキャラクターや一貫性、関わり方
営業する力も必要。営業先が企業かエージェントかの違い。
身だしなみや振る舞い、自分の強みやキャラクターを伝える力。
相手の問題を聞き、それに合わせた提案をする力。
研修を構築する際は、相手の抱える問題からスタートして
何が必要か。どう伝えれば必要なものが身につくかを考える。
□自分の行動
・「なぜ講師をしているか」を、自分で明確にしておく
・「自分の強み」を一言で言えるように自己分析する
・研修エージェントのセミナーに行く予定を立てる
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